研究開発職 M.T.
進化を続ける市場ニーズをとらえ、
最適なこたえに、最短で到達する。
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一人ひとりを大切にする、
心のこもったメッセージが決め手に。高専から大学院へ進み、将来はいずれかの分野で研究開発の仕事に携わりたいと思っていました。就職活動を進めていく中で、企業側からオファーが届く就活サイトを通じてNEOSに出会いました。よくある雛形ではなく、私の経歴や趣味などを踏まえてオファーの理由が丁寧に書かれたメッセージが届き、「しっかりと私個人を見て選んでくれたんだ」とわかる、人を大切にする社風に惹かれたことが関心を持ったきっかけです。正直に言うと、入社前は研究内容に関して、学生時代に学んでいたテーマをそのまま活かせない点に少し不安もありましたが、新たな研究分野に挑戦できることや、個人の裁量が大きい職場環境は私の性格にぴったりで、入社してすぐにその思いも変わりました。
チームの力を支えに、高度化するお客様の要求に対応する。
入社から一貫して自動車メーカーで使用される塗料剥離剤の研究開発を担当しています。この業界は、年を追うごとにお客様のニーズが高度化していくのが特徴で、剥離性の強さに加え、環境性能への配慮や進化していく塗料の成分に合わせた薬剤の開発が求められます。さらには、新規メーカーも参入してくる市場を生き抜くために重要視されるのがスピードです。入社当初は、想像以上の短期での開発に追われ、たくさんの失敗も経験しました。そこで、大切にしたのがチームのメンバーとの連携です。自分ひとりですべての課題を抱え込まず、スケジュールや疑問点を共有し、こまめに相談するように心掛けることで、今やるべき作業が明確になり、知識も格段に向上。徐々にスピードにも慣れ、期待に応える成果も出せるようになりました。
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地道なアイデアの蓄積と化学反応によって、
新たな開発に挑戦しつづけたい。塗料剥離剤の研究開発においては、納期や使用できる薬剤成分が限られているなど、さまざまな制約の中で新たな商品を開発しなければいけません。一筋縄ではいかないケースに対し、いかに多くの引き出しを持っているかが試されます。
そのため日常の業務においても、何か正解へのヒントになればと、常にアイデアをメモしておくことを意識しています。ストックしたさまざまな発想や着眼点をもとに、チーム内で意見交換をしながら、さらにアイデアを突き詰めていく。すぐに成果として具体化できない場合でも、じっくり課題に向き合い、アイデアをつなぎ合わせることで、まるで化学反応のように課題解決の突破口になることもあります。地道な作業ではありますが、これを習慣化させることで、研究開発職にとって重要なスキルが磨かれていくと感じています。まだまだ自分自身の課題も多く、まわりに助けられてばかりですが、まずは個人としてしっかりと研究成果を示すこと。そして、チームの一員として周囲に貢献できる人材になることが今の目標です。