社員ブログ
こんにちは PR推進事務局のスマイリーです。11月、1月に続いて「YES! NEOSチャレンジ」という活動をご紹介したいと思います。
・ 2024年人気投票1位!
YES! NEOSチャレンジは年度活動の最後にグループ企業社員による人気投票を行います。今回取り上げたのは 2024年の人気投票で1位を受賞した「鈴鹿セブンマウンテン全山登頂」というチャレンジです。このチャレンジに取り組んだ滋賀工場設備課の ケンさんにインタビューしました。チャレンジには同じ工場のラッキーさんも参加されています。

・ 鈴鹿セブンマウンテンって何でしょうか?
鈴鹿セブンマウンテンという呼称は1964年に朝日新聞、名古屋テレビ、近畿日本鉄道が中心となってはじめた「鈴鹿セブンマウンテン登山大会」に由来します。山に親しんでもらう、という目的ではじまったイベントで34年間も続いたそうです。
一番人気の山、御在所岳にはロープウエイがかかり頂上にレストランがある観光地です。ハイキングもしくはピクニック?くらいの気軽さをイメージしそうですがとんでもない。この山はロッククライミングの名所でもあり、鎖場があるような山です。

このチャレンジのキッカケになったのはケンさん、ラッキーさんが若い頃に結構きつい山登りをしていてムリが効くと判断できたから。ケンさんは20代の頃は文字通りアルピニストとして日本アルプスを駆け巡っていました。一昨年20年ぶりに山登りをしてみてまだまだいけるかも、でもあと何年いけるかなと思ったのが発想のスタートでした。ラッキーさんはアドベンチャーレースの経験者という猛者です。ネオスは社長もトライアスロンの常連ですが、アスリートの多い会社なんですね。
YES! NEOSチャレンジには自分も参加したい!という便乗者を募るシステムがありますが、今回は便乗者が出なくて結果オーライだったそうです。なぜなら素人では刃が立たない山だったから。
・ 昔との一番の違いはツール
登山を始めて「これはやばいかも」と感じながらやっちまえと判断できたのはツールのおかげ、とケンさんは説明してくれました。まず服の違いが大きい。20代のころはスーパーで売ってそうな靴に雨合羽で山に入り、文字通り死にかけたそうです。そしてスマホ=GPS。自分の場所の把握とコンパスの存在で遭難という心配はグッと減りました。また、レポートでも紹介されていた「COCOHELI」という端末があったので、万が一滑落死しても骨は拾ってもらえるだろうという安心感はあったそうです。悪い冗談はさておき、家族や会社に迷惑をかけるという心配を最小限にするツールが揃っているのが現代登山、時代は変わったなあと感じ入ったそうです。それでも、あるはずの橋が無い!!というようなサプライズには遭遇しました。

・ なぜ社員投票で人気があったのか?
ケンさんいわく、本人が思い切り楽しんだので熱が伝わったのじゃないか、と分析されていました。特に5月に1泊2日で3つの山を縦走したときには体力と精神力の限界を試しているような不思議な高揚感がありクライマーズ・ハイを感じることが出来たそうです。
結果として得られた投票一位も賞金ももちろん嬉しかったそうですが、この達成感、感動は一生に一度のモノ、ほんとうにほんとうに得難い経験が出来て良かったそうです。

・ ビジネスにも役立ちそうなチャレンジ
事務局から見ていて、このチャレンジは最後の人気投票で人気が出そうだなあと感じました。日々の仕事での成功に結びつくような点があったからです。
1,パブリックコミットメント=宣言効果 YES! NEOSチャレンジ全てに言えることですが、「やりますよ!」と全社に公開することで自分に発破をかける効果がでます。
2,ストレッチゴール ちょっと無理目なことを目標にする、というのがアウトプットの出やすい一番良い目標なんだそうです。YES! NEOSチャレンジは業務評価には関係が無いので未完成で終わることもよくあるんですが、こちらのチャレンジは酷暑の8月に残り2山を回りきっている。何が何でも完了してやる、という熱気が伝わってきました。
3,レポート 良いことをしかも頑張っているのに人気投票で評価されないYES! NEOSチャレンジも結構見受けられます。総じてレポートがあまり良くない。というかぶっちゃけ量が少ない。報告の充実が評価につながる、というのはすべての業務につながるように思います。ケンさんとラッキーさんは荷物を少しでも少なくしたいところを一眼レフカメラを担いでいったそうで、写真が本当にきれい。そして10ページを超えるレポートが4回も提出されました。社員のみなさんもよく読んでいるんですよね。

・ ケンさん、ラッキーさん「YES! NEOSは超オススメ!」
ケンさんの昔からのお友達には登山をよくする人が多い。「山登りして、表彰されておまけに賞金までもらえる制度のある会社って最高だね!」と心底驚かれたことがあるそうです。ぜひみなさんにも「ちょっとムリかもしれない」ということに”Challenge”することをオススメします! ということでした。

滋賀工場設備課 ケン、製造課 ラッキー、PR推進事務局 スマイリー