社員ブログ
わたしたち株式会社ネオスが提供する製品は多様な業界にて使われています。
今回は洗浄工程の常温化に成功し、
高騰し続けるエネルギーコスト対策やSDGsの達成に貢献した事例
を紹介させていただきます。
ぜひ、最後までお読みください!
洗浄工程を常温化するときの課題
SDGsの達成に向けた機運の高まりや、高騰し続けるエネルギーコストへの対応に伴い、製造現場における電力消費量の削減は重要な課題である。
製造現場の電力消費において、特に、洗浄剤の加温・保温に使用する洗浄機の電力消費量は大きな割合を占めている。
しかし、加温して使用している洗浄剤を常温で使用すると、温度の効果が弱くなるため、以下の課題が浮き彫りとなった。
・乾燥性が悪化することによる、サビ不良やエアブロー時間の増加
・消泡性が低下することによる、泡を含んだ洗浄剤のオーバーフロー
これらの課題を解決するには、常温でも使用できる洗浄剤が不可欠であった。

ネオスが目指した製品コンセプト
電力消費量の大幅な削減に直結するため、洗浄剤を常温で使用したいという顧客要望は多かった。
そのため、ネオスでは製品コンセプトを
「常温で使用するにもかかわらず、加温したときのような使い心地の洗浄剤」
に定めて、新製品の開発を行った。
新たに開発した製品は、洗浄剤を常温で使用したときの課題を、以下のように解決した。
乾燥性
ネオスの技術により、付着する洗浄液を極めて薄い水膜にすることが可能となった。
これにより、空気に触れる表面積が増えたことで、
温度の効果が弱い常温でも良好な乾燥性となった。
防錆性
洗浄液自体の防錆力を強化したことに加えて、極めて薄い水膜ができるため、
非常に乾燥速度が速く、残存する水分由来のサビが発生しにくくなった。
消泡性
ネオスがこれまでに培ってきた界面活性剤に関する知見をフル活用し、
常温でも良好な消泡性となった。
試行錯誤の末、常温で使用できる洗浄剤として「デタージェントTF-1」が誕生した。


A社事例 デタージェントTF-1導入前の課題
A社は、世界的なシェア率が高い自動車部品を製造する企業である。
CSRを重視する同社ではSDGsの達成に向け、また、高騰するエネルギーコストへの対応のため、現場でできる取り組みを進めていた。
中でも、現場では電力消費量の中で大きな割合を占める洗浄工程を常温化する取り組みを重点的に進めていた。しかし、従来の洗浄剤は常温で使用すると、以下の課題があり生産効率が下がった。
・乾燥性が悪化し、エアブロー時間が増えた
・残存した水滴からサビが発生し、サビ不良が増えた
生産効率を下げずに洗浄工程を常温化することで、電力消費量を削減するという目標を達成するため、デタージェントTF-1の導入を決めた。
A社事例 デタージェントTF-1導入後の効果
デタージェントTF-1を導入した後、
洗浄機の加温・保温で消費していた
年間電力消費量 約3万kWh(80万円以上!)
が削減された。
また、洗浄剤を常温で使用した時の課題は以下のように改善した。
乾燥性
エアブローが、加温時と同じ時間で可能になった。
防錆性
水滴が飛びやすく、表面が乾いた仕上がりになり、残存する水分由来のサビがなくなった。
現場は生産効率を下げずに洗浄工程を常温化し、
電力消費量を大幅に削減することができた。

※電力費用計算の根拠:東京電力ウェブサイト 法人契約動力プラン夏季単価27円14銭(1kWあたり)をもとに算出
お客様の声 デタージェントTF-1使用で生まれた効果
現場ではデタージェントTF-1に切り替えたことで、他にも様々なメリットが生まれた。
<お客様の声①>
休日明けは液温が上がるまで洗浄不良の洗い直し品があったが、
デタージェントTF-1に切り替え後は洗い直しがなくなった。
<お客様の声②>
梅雨時期でもサビが出なくなった。
<お客様の声③>
冬場でも泡が気になることはなかった。
<お客様の声④>
液交換をするとき、液温が高いと蒸気がたくさん出て作業がしにくかったが、
デタージェントTF-1は常温で使用できるため、蒸気が出なくて楽になった。

いかがでしたでしょうか。
わたしたち株式会社ネオスは今回のデタージェントTF-1を通じて、様々なお客様の悩みを一緒になって解決していきます!
「洗浄工程を常温化したい」 「作業環境への不満」 「製造工程の不便さ」
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