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社員ブログ

ネオス海外ビジネス最前線 シンガポールはASEANの先行指標
シンガポール ライフハック 海外ビジネス
2025.08.01

みなさまこんにちは、ネオス海外事業広報担当のアオサギです。

ネオス海外事業紹介、今回はネオスケミカルシンガポール(以下 NCS)を取り上げます。ネオスの海外子会社としては最も歴史が長い一方、インドなどこれからの市場開拓を期待できる地域を管轄している子会社でもあります。Managing Directorとして現地に駐在しているYoさんにお話を伺いました。

世界に飛び出して、見えた“あたりまえ”の外側

アオサギ:
シンガポールに赴任することになった理由を教えてください。

Yo:
もともと海外志向が強いタイプではありませんでしたが、「このまま日本の中だけでキャリアを終えるのはもったいないな」と漠然と思っていた頃、ちょうどシンガポール赴任のチャンスが巡ってきました。語学力や異文化経験に自信があったわけではありません。でもだからこそ、挑戦するなら今だと感じました。
社内にも「百聞は一見にしかず」「外に出ると景色が変わる」と背中を押してくれる先輩がいたのも大きかったですね。

多彩でおいしいシンガポール料理!

アオサギ:
駐在して実感したことを教えてください。

Yo:
一言で言えば、「自分の“あたりまえ”が全然通じない」。これに尽きます。

日本で当たり前に通じていた価値観、仕事の進め方、言葉のニュアンス……
一歩外に出ると、それが通用しない場面に何度も出会います。
特にシンガポールのような多国籍環境では、「共通項」を探す力、「違いを尊重する姿勢」がものすごく大切だと痛感しました。

逆に、それができると一気に距離が縮まる!
国籍も文化も違う相手と、「仕事仲間」から「信頼できるパートナー」へと関係が変わっていくのは、何度経験してもやりがいがあります。

葛原社長を囲んでボートクルーズディナー

アオサギ:
いま駐在されているシンガポールはどういう国なのでしょうか。

Yo:
一言でいえば「変化を前提にした国」です。

人口600万人足らずの都市国家ながら、世界中から企業と人材が集まっていて、常に動いている。
中国系の人が多いですが、文化的には欧米とアジアのハイブリッドで、ビジネスのルールもスピードも日本とはまったく違います。

その一方で、教育や交通、街の清潔さなど、驚くほど整備されています。
国としての方針が明確で、それに民間が呼応して動いている感覚は、日本にいた時にはなかなか味わえないものでした。皆さんがシンガポールと言われてイメージするマリーナベイサンズ、マーライオンの周りは都市と自然が絶妙にマッチした場所で、毎朝のランニングコースになっています。運がよければ野生のカワウソも散歩してますよ(笑)

街中にはいろいろな動物も‥

アオサギ:
シンガポールでの業務について教えてください。

Yo:
主にASEAN各国やインド、台湾向けに、シンガポールで製造した工業用化学薬品の輸出販売を担っています。市場によって文化も商習慣も違うので、「日本でうまくいったやり方」だけでは通用しません。

私は特に顧客との関係深化と新規開拓に力を入れていて、どのように選ばれ続けるメーカー、真のビジネスパートナーになれるかを探っています。
お客様にとって、「製品」ではなく「価値ある提案」を届けることを意識しています。

ウォーキング&ディナーイベント

Yo:
拠点のメンバーは私を含めて7名。
そのうちの大半は10年以上在籍するベテランスタッフで、会社というより“家族”的な雰囲気です。

お互いの違いを認め合って、困った時は支え合う。そんな関係が自然と築かれていて、日々の業務の中でもそれが安心感につながっています。
国籍も文化も違う中で、“共通の目的”に向かって一緒に動く――この経験は、日本ではなかなか得られない財産だと感じています。定期的に社内アクティビティーを通じてチームとしてのコミュニケーションを高めています。

Chinese New Yearをお祝いするランチパーティー

アオサギ:
最後に、これから海外に出てみたい皆さんへ。

Yo:
海外で働くのは、語学やグローバル感覚が完璧な人だけの特権ではありません。
大切なのは、「変化を面白がれる力」だと実感しています。
わからないことに出会ったとき、それを壁ではなく、“学び”や“新しい自分”につなげられるか。

私自身、まだ道半ばですが、「一歩外に出ると、世界の見え方が変わる」という実感は毎日更新中です。
もしチャンスがあれば、ぜひその一歩を踏み出してみてください。応援しています!

ネオスケミカルシンガポール Yo
海外事業広報担当 アオサギ

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