フタージェントの機能

レベリング性

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フタージェントは、少量の添加で塗工液の表面を平滑にすることができます。

推奨添加量

  • 0.05%~0.2wt%

用途例

  • フォトレジスト液
  • ハードコート液
  • 光学フィルム
  • 塗料、コート液

リコート性

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フタージェントは、リコート不良を起こしにくいレベリング剤です。

積層コーティングを行う際、アンダーコートに対して平滑性(レベリング性)が求められます。しかし、レベリング剤の種類によっては、不具合が発生するケースがあります。フタージェントを使用すると直鎖フッ素系やシリコーン系で発生しやすい上層のはじきや剥がれを低減することができます。

フタージェントは、レベリング性も高く平滑な積層コーティングの構築に有効です。

■フタージェント(リコート性レベリング剤)を添加

リコート性

性能

項目 単位 フッ素系 シリコーンレベリング剤 未添加
フタージェント602A 直鎖フッ素系レベリング剤
レベリング性 ×
リコート性 × ×
接触角(水) 59 111 95 63
接触角(油) 15 75 43 12

※油:オレイン酸

※代表値であり、規格値ではありません。

推奨添加量

  • 0.05%~0.2wt%

用途例

  • フォトレジスト液
  • ハードコート液
  • 光学フィルム
  • 塗料、コート液

湿潤性

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フタージェントは、少量の添加で塗工液の濡れ性を改善させることができます。

推奨添加量

  • 0.05%~0.2wt%

用途例

  • フロアワックス液
  • 塗料、インク
  • はんだフラックス
  • 洗浄剤

PTFE分散性

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フタージェントは、PTFEの分散性を向上することができます。

推奨添加量

  • PTFEに対して3~10wt%

用途例

  • 耐熱塗料
  • 潤滑塗料
  • 潤滑めっき

耐薬品性

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フタージェントは、酸性条件下で使用できます。

推奨添加量

  • 0.05~0.2wt%

用途例

  • めっき液
  • エッチング液

表面改質(撥水撥油タイプ)

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UV硬化型塗料に添加することで、優れた防汚性を付与できます。

指紋もインキも簡単に拭き取れます。

性能

項目 601ADH2添加 未添加
防汚性(接触角) 110° 68°
オレイン酸 73° 10°
耐久性(接触角) 110° 69°
オレイン酸 73° 10°
インキハジキ性 ×
インキ拭き取り性 ×
指紋拭き取り性
レベリング性
鉛筆硬度 3H 3H
耐擦傷性
滑り性 ×


  接触角

※代表値であり、規格値ではありません。

推奨添加量

  • 0.05~0.2wt%

品番

  • フタージェント601ADH2
  • 有効成分:25wt%
  • 溶剤:PGMEA/酢酸エチル/酢酸ブチル

用途例

  • 携帯電話、タッチパネル用耐指紋コート(飛散防止フィルム、後張りフィルム、筐体
  • 家具・壁紙の防汚コート
  • 自動車内装の防汚コート
  • 家電用塗装

これらの機能・用途以外にもフタージェントは様々な効果を示します。 お気軽にお問い合せ下さい。

表面改質(親油タイプ)

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UV硬化型塗料に添加することで、優れた耐指紋性を付与できます。

  • 耐指紋性(指紋が見えにくく拭き取りやすい)が向上します。
  • 反応性タイプなので、防汚性が持続します。
  • レベリング剤としても機能します。

性能

項目 650A添加 未添加
防汚性(接触角) 68° 68°
オレイン酸 <5° 10°
耐久性(接触角) 68° 69°
オレイン酸 <5° 10°
指紋目立ち難さ
指紋拭き取り性
レベリング性
鉛筆硬度 3H 3H

※代表値であり、規格値ではありません。

塗工液配合条件
  • 樹脂:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 30%
  • 溶剤:メチルイソブチルケトン 残部
  • 光重合開始剤 1.2%
  • フタージェント(有効成分) 0.3%
塗工条件
  • PETフィルムにバーコーター(No8)で塗工
  • 100℃で3分乾燥後、UV照射(高圧水銀 約500mJ/cm²)
耐火性

エタノールを含浸させたプロワイプで100回拭いた後の接触角

推奨添加量

  • 0.5~2wt%(有効成分)

品番

  • フタージェント 650A
    有効成分:30wt%
    溶剤:MIBK

用途例

  • 防汚フィルム、コート液
  • 防指紋フィルム、コート液
  • タッチパネル