現在、最も注目されている製造業といえば、半導体産業でしょう。日本では、カメラなどに使用される光学センサに関連する半導体や、半導体そのものを製造するための半導体製造装置の製造が盛んです。ネオスでは、このどちらの分野にも、精密洗浄という技術を提供し、多くの企業と取引を行っています。

自動車産業は部品製造も含めると、日本の全製造業の17%、機械工業の38%を支えるまさに大黒柱です。ネオスでは、自動車メーカーや部品メーカー、さらにその上流の素材メーカーと幅広く取引を行っています。例えば、部品をきれいに削り取るための薬品や、塗装の仕上げをする薬品、ハンドルなどを製造するための薬品などを提供しています。また、電気自動車（EV）や燃料電池車（FCV）の製造にも関わっています。

自動車と並んで日本からの輸出を支えている商品が、産業用ロボットです。いまでも世界シェアの50%を占め、ロボット大国と呼ばれる所以です。産業用ロボットの強みは、部品の精度と生産性の高さに現れます。ネオスでは、部品の精度を支える精密洗浄、精密研磨、および各種化学薬品を提供し、生産現場をサポートしています。世界ランキング上位に入る日本のメーカー様とは、ほとんど取引があります。

ネオスの商品やサービスは、主に製造業の現場で使用されています。お客様からは確実な効果と厳しい品質が常に求められており、私たちはそれに応え続けてきました。こうした現場で鍛えられた商品は、より身近な生活の場でも活用されています。例えば、ご家庭の空調機器の洗浄などで高く評価され、ネオスの商品は活躍の場を広げています。

製品にはさまざまな種類がありますが、その仕上がりの細かさに最もこだわる製品といえば何でしょうか？工場や実験室で使用される分析用機器は、その候補の一つでしょう。ネオスでは、分析機器メーカーが顧客に納品する前に行う最後の仕上げとして、精密研磨という工程を請け負っています。

ネオスはアジアに4つの拠点を展開しています。いずれの地域でも、日本から派遣された社員と現地で採用された社員が協力して事業を盛り上げています。ネオスは、日本のお客様に同等のサービスを提供するだけでなく、新しいマーケットの開拓にも邁進し、高い評価をいただいています。

大きなことはできませんが、できる範囲で社会貢献に一生懸命取り組んでいます。特に、本社や工場がある地域の福祉施設や子ども食堂には、継続的な支援を行っています。