鋼構造物用中性型水系塗膜剥離剤 ネオハクリ工法 NE-1

製品紹介動画

塗膜剥離剤 NE-1の特徴

優れた塗膜除去性

安全かつ環境に優しい

(1) 消防法上非危険物です。

(2) 環境負荷、人体への影響が少ない中性タイプの薬品です。

(3) 各種規制対象物質は使用していません。

  • 塩素系有機溶剤「ジクロロメタン」を含んでいない。
  • PRTR法に非該当。

(4) 易分解性、低毒性

  • 生分解性に優れます(98% 易分解性)。
  • 水生生物への低毒性も実証されています。

(5) 従来の剥離工法と比較し、現場環境の保全に優れます。

  • 従来のブラスト処理と比較し、塗膜剥離作業時の有害物質(鉛、PCB、クロム等)を飛散させることがなく、騒音を抑制します。

    ※湿式剥離に相当します。

  • 湿潤化した塗膜は飛散しないため、容易に回収できます。
  • ブラスト処理の際に発生する産業廃棄物量を大幅に低減します。

現場目線の設計(塗布しやすい、低臭気)

  • 剥離剤塗布が簡単です。
    吹き付けガン、エアレススプレー、刷毛、ローラー等いずれの場合も塗布しやすい設計になっています。
  • 低臭、低刺激です。

NE-1の分解度、水生生物影響性

試験結果

剥離作業の流れ

事前試験の実施

施工前に必ず試験施工を行い、剥離対象塗膜の種類・膜厚の確認、NE-1での剥離の可否および、最適塗布量、施工回数などの施工条件の確認を行ってください。

作業前ミーティング、
機材・工具のチェック

作業手順の確認、必要機材・工具をチェックし、作業前ミーティングを行ってください。

  • 保護具着用

  • 工具類

清掃・養生
  • 旧塗膜表面に付着している埃、泥、苔等は事前に除去してください。
  • 剥離対象部以外は適切な養生を行ってください。養生にはポリプロピレン・ポリエチレン・PET製のフィルムまたはシートを使用してください。ポリ塩化ビニル製のフィルム・シートはNE-1に侵されることがあります。
塗布
  • 対象箇所にエアレススプレー、ローラー、刷毛等を使用し、できるだけ均一な厚さになるようにNE-1を塗布してください。
  • 塗布厚は試験施工で決定した条件に従ってください。
    標準塗布量:0.5~1.0kg/m2/回

塗膜の軟化膨潤状態の確認

塗布後6時間~24時間を目安に軟化、膨潤の状態を確認してください。
(標準目安は24時間としますが、塗膜の種類、膜厚、外気温等によって異なります)

  • 腹板 24時間経過後(A塗装系)

  • 添接部 24時間経過後(A塗装系)

軟化塗膜の除去

塗膜が十分に軟化・膨潤したことを確認し、刃付きスクレーパなどで除去してください。
剥離作業後、鋼材面の凹部、狭隘部、添接部などに手工具で除去しきれない塗膜が残存する場合、ブラスト処理・動力工具処理などを併用し除去してください。

※1回の施工で既存塗膜を除去しきれない場合は、再度「塗布」~「軟化塗膜の除去」の工程を繰り返してください。

素地調整・廃棄物処理
  • 無機系塗膜(ジンクリッチプライマー、ジンクリッチペイント等)、黒皮、錆は剥離剤では軟化しません。再塗装する塗装系に適した素地調整を実施してください。
  • 除去塗膜は回収し、鉛・クロム等の有害重金属、PCBを含有する場合、特別管理産業廃棄物として分類し処分してください。
  • 塗膜除去後

塗膜剥離剤 NE-1の対象塗膜

軟化しやすい塗膜 軟化しにくい塗膜 軟化しない塗膜 その他
  • 鉛系さび止めペイント
  • フェノール樹脂 MIO塗料
  • エポキシ樹脂 MIO塗料
  • 長油性フタル酸樹脂塗料
  • 塩化ゴム系塗料
  • タールエポキシ樹脂塗料
  • 有機ジンクリッチペイント
  • エポキシ樹脂塗料
  • 変性エポキシ樹脂塗料
  • 鉛丹さび止めペイント
  • 超厚膜型エポキシ樹脂塗料
  • ポリウレタン樹脂塗料
  • ふっ素樹脂塗料
  • 無機ジンクリッチプライマー
  • 無機ジンクリッチペイント
  • 無溶剤型エポキシ樹脂塗料
  • ガラスフレーク塗料
  • 錆・黒皮は除去できない

標準施工条件

対象塗装系 標準塗布量 自然条件 剥離可能膜厚 軟化膨潤時間
(目安)

【A塗装系】
フタル酸樹脂塗料

【B塗装系】
塩化ゴム系塗料

【C塗装系】
ポリウレタン樹脂塗料
ふっ素樹脂塗料

【D塗装系】
タールエポキシ樹脂塗料

0.5~1.0kg/m2 気温 : 5℃以上
湿度 : 85%以下
(結露時は施工不可)
500µm/回 24時間